ご挨拶
「愛する千葉のために。あなたに寄り添う、質の高い誠実な地域医療を。」
医師を目指したのは、人の助けになれること、その喜びを肌で感じられると考えたからです。その中でも、形成外科学は「見た目」や「機能」の改善を通じて、精神的な負担にも寄り添える診療科である点に魅力を感じ、この道を進むことを決意しました。
形成外科医としてのキャリアは、千葉大学形成外科学講座の一員としてスタートし、6年間にわたり千葉県内の3次救急指定病院で修練を積んできました。先天性疾患、高度外傷、美容医療に幅広く携わり、スキルを磨く過程で形成外科専門医を取得しました。さらに、形成外科のサブスペシャリティである美容外科医療が持つ「より良い自分」「より好きになれる自分」を提供できる魅力に惹かれ、保険診療と並行して美容医療の技術を深めるため、都内の美容クリニックにて常勤医として経験を積んでまいりました。この5年間で得た技術と知識を基に、日本美容外科学会(JSAPS)での活動や論文執筆にも取り組んでいます。
医師として日々歩む中で、私自身を支え続けたのは「大好きな地元・千葉のために何かをしたい」という想いです。
近年、千葉駅周辺では再開発が進み、人口の増加が見られておりますが、形成外科疾患を抱える患者様にとって、医療機関の少なさが課題となっており、多くの方が二次・三次医療機関への紹介を受ける状況が一般的です。特に、日帰りが可能な良性腫瘍手術では、患者様が長期間にわたり手術を待たなければならない現状が問題となっています。それに伴い、二次・三次医療機関への負担も増大しています。
こうした課題を解決するため、外来診療や日帰り手術に特化したクリニックを開設することを決意しました。このクリニックを通じて、高度医療機関の負担を軽減するとともに、患者様の通院時間を短縮し、より快適で迅速な医療提供を実現したいと考えています。
また、自費診療においては、需要の増加に伴いトラブルケースが増えており、厚生労働省も注目しています。美容外科は形成外科のサブスペシャリティであり、私自身、この分野で全国のトラブル症例の修正や大規模手術を数多く担当してきました。この経験を活かし、美容外科部門を併設することで、患者様がより安全に施術を受けられる環境を整備したいと考えています。美容医療を通じて、コンプレックスの解消がQOL(人生の質)の向上につながることを多くの患者様から学びました。私はこれからも「美容医療で人生を明るく」という想いを胸に、患者様に最高水準の医療を提供したいと考えています。
保険診療と自費診療の両面において、現在も非常勤医として関与している千葉大学病院との連携を図り、質の高い医療を提供してまいります。今回の開業場所は、私が受験勉強をしていた予備校の跡地でもあり、医師としての原点ともいえる場所です。この地で、地域医療に恩返しをし、患者様一人ひとりの健康と幸せをサポートしていきたいと考えています。
どうぞお気軽にご相談ください。皆様の「美」と「健康」のかかりつけ医として、お役に立てる日を心よりお待ちしております。